『田澤義鋪~今につながる政治教育の「源流」~』
令和3年(2021)に鹿島市民図書館学芸部が編集した義鋪の伝記です。近年、義鋪が設立に深く関わった
新日本同盟などの研究が進み、また、義鋪の日記や書簡が発見されるなど、義鋪に関する新たな知見が
相次いでおり、政治教育という視点から、義鋪の生涯をまとめ直したものになります。
なお、本書は非売品です。
『日記が語る田澤義鋪の実像~1930年代の帝国と田澤義鋪~』
鹿島市の明治維新150年記念事業として、平成31年(2019)に編纂・刊行した義鋪の日記の抄録です。
はじめて発見された義鋪の自筆日記のうち、昭和5年(1930)から昭和12年までのものを翻刻しており、
大きな新知見が含まれています。義鋪研究を大きく前進させる画期的な資料集です。
なお、本書は非売品です。
『マンガふるさとの偉人 田澤義鋪~鹿島が生んだ現代日本の設計者~』
令和4年(2022)に一般財団法人鹿島市民立生涯学習・文化振興財団が中心となって制作した義鋪の
偉人マンガです。青年団運動・労資協調運動・政治教育運動・女性の政治参加運動などをテーマに、
義鋪の生涯を新しい知見を盛り込みながら描いています。鹿島市内の小学校・中学校・高校の郷土学習の
教材として活用されています。
なお、本書は非売品です。
下村湖人著『この人を見よ』
下村湖人が昭和29年(1954)に著した田澤義鋪の伝記です。義鋪と深い親交があった湖人が抱いていた
義鋪への畏敬の念が随所にあふれており、最良の伝記として永く読み続けられてきました。
改題・復刊を経て、現在よく読まれている本は、昭和41年に田澤義鋪顕彰会が再刊したものです。
なお、本書は田澤義鋪記念館にて販売しています。価格 1.500円
『郷土の光 田澤義鋪』
鹿島のこれからを担う子供たちに田澤義鋪のことを広く知ってもらうため、平成28年度(2016)に
『郷土の光 田澤義鋪』を製作し、鹿島・藤津地区の小学校で出前授業を行っています。
この冊子(左写真)には、田澤の思想と業績が簡潔に示されており、短時間で取り組みやすい内容に
なっています。田澤精神の「一事貫行」の取り組みや「平凡道を非凡に歩め」などの実践化へつながる
学習として取り組んでいます。
「やること自体は必ずしも派手でなくていい。他人と同じ道を歩みながらも、他人の何倍も努力して
続けていけば遂には大きな成果を為す。そして同時に人格も修養されていく。」という精神を学び
生活への実践化を目標にしています。
なお、本冊子は非売品です。